ここ数年、不動産業者の倒産のニュースをよく耳にするようになりました。帝国データバンクや東京商工リサーチが、全国の多くの企業の倒産情報を提供してくれますが、その情報の中でも、不動産業者や建設業者などの倒産情報が相次いで発表されています。
アメリカから始まったサブプライムローンの影響を大きく受けた日本は、影響は小さかったほうだとは言われつつ、まだ完全に回復できたというわけではなく、まだまだ企業の倒産が止まらないのも現実です。100年に一度の大不況と言われていますが、まだまだ闇から抜け出せない、そんな状況が続いています。不動産業界といえば、儲かるという神話がずっと信じられてきたわけですが、これだけ不景気が続いていると、不動産で稼ごうと思っていた人にとっては、『本当に大丈夫なのかな?』と不安に感じるような状況なのではないでしょうか。
何故、最近は不動産の業界で、倒産情報が多く流れるようになってしまったのでしょうか。
その原因ははっきりとは言い切れませんが、貸金業規制の影響が出ているのではないか、という考え方があります。貸金業の規制によって、中小の不動産業者にとっては資金不足になってしまい、倒産にいたるようなケースも多いようです。
また、今まであまりに多く建物を建てすぎたことで、供給の方が需要よりも多く、需要が下回ってしまうことで、価格競争が激化し、業界全体の経営が厳しくなってきたという見方もあります。私たちはますます、不動産からは目が話せない状況ですね。
安定した安全な不動産経営を行うためにも、倒産情報はしっかりとチェックしていく必要があるといえます。